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ウイイレじゃないんだ!(2年ぶり)

北京オリンピック予選リーグ U-23日本 1-2 U-23ナイジェリア

常々「国際舞台では結果が全て」と仰るセルジオ越後が「この世代ここで終わりじゃないんでね、次の試合でいい戦いしてもらいたいですね」みたいなことを言っていたのは、この世代には結果を要求することすら酷だったのかな、とふと思ったり。

まずもって、選手たちはお疲れ様でした。
とっかえひっかえ呼ばれて放り出されてまた呼ばれと4年間心休まる時はほとんどなかったんではないかと思います。
本戦に行った18名も、途中で呼ばれた70余名も本当にお疲れ様でした。
(3戦目はありますが、所詮日本にとっては消化試合ですから)

どうしてずっと戦ってきた選手を信じられなかったのか。
この状況でいきなり選手選考をひっくり返した挙句に負けたということであれば「こっちの奴らの方がうまいことできたんじゃないか」という意見は出てきて当然。
特に予選からずっと戦ってきた選手を本戦で落選させ、「逆転で」メンバーに入った選手がこれだけ多いのであれば。

負けたことが問題ではない。
ベストを尽くせずに負けたんではないかとみんなが思ってしまったことの方が問題なんだと思います。

常々「現実のサッカーはウイイレとは違う」と感じていますが(このブログ見たら3年連続で書いてました。しかも去年は2回も)、反町監督がやってきたことは「ウイイレみたいな選手の組み合わせ方」であり、それが失敗したことの証明が「FW4人連れて行ってるのに何故かワントップ」というちぐはぐな布陣でしょう。
FWを1枚外して梅崎や金崎を入れるチョイスもあったでしょうし、ずっと軸にしていた平山を入れる選択肢もあったでしょう。本気で勝ちに行くのであればOAも当然入れるべきだったし、入れないのであればもっと前から無駄をそぎ落としたソリッドなサッカーを志向しなくてはいけなかったんじゃないかな、と思います。

  by jin31110 | 2008-08-11 12:59 | サッカーその他

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